【はじめに】アメリカ一周旅行記1994/08/20 - 1994/09/19
スマホもカーナビもない1994年のアメリカを1か月かけて一周した貧乏旅行記
男4人でレンタカーを借りてドライブ、総走行距離16,000Km!
英語は話せず、お金もない、ハプニング続きの4人の珍道中。
当時の日記と写真をもとにブログ化していきます。
Groovy Guys(グルービーガイズ:イカすヤツラ)
この言葉は、旅で知り合ったアメリカ人Krisからの言葉
彼は、オレたちのことをそう呼んだ・・・。
このブログでは、そんなGroovy Guysたちの海外旅行記をおもしろおかしく書いています。あなたもバカで無鉄砲な旅に出たくなるかも!?
【メンバー】
【一周ルート】
USA map
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グランドキャニオン
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ヒューストン
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ワシントン
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ニューヨーク
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ナイアガラ
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シカゴ
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サンフランシスコ
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サンディエゴ
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実際に書いていた日記
B25 地球の歩き方 アメリカ・ドライブ 2020~2021 (地球の歩き方B 北米・中米・南米) | 地球の歩き方編集室 |本 | 通販 | Amazon
USA2000正月編:(最終日)二人だからできた旅:【00/1/1】
1/1
目覚めると・・・ここはどこだ。
そうか、ニューイヤーパーティの後、車に乗り込み深夜に移動した。
ケンの運転で、、そこまでしか記憶がない。
車はエンジンがついたまま、見知らぬ駐車場に止まっていた。
周りはすっかり日が出て明るくなっている。
運転席を見るとケンは爆睡している。
起こしてとりあえずコンビニに移動。
話を聞くと、昨晩、オレが眠った後、ケンは眠気と戦いながら、車を走らせていた。
我慢できないくらいの睡魔に襲われるが、周りには車を止めるような駐車場すらない。
3秒のうち、1秒は前を向いて、2秒は瞼を閉じながら、運転を続けたそうだ。
(ほとんど寝ていたってことじゃないか!!良かったよ、事故って無くて・・眠くなったらすぐに寝ろっていったのに!)
コンビニに着くと、 またあのオヤジにあった。(話す時に遠くを見てボーッとしているオヤジ)二人ともどこにいるのかが分からなかったので、オヤジに場所を聞く。
ここはキーラルゴらしい。なるほど、結構マイアミに近いな。
後1時間もドライブすればマイアミに到着するだろう。
それからマイアミへ。とりあえず公園に行って、顔を洗う。歯も磨く。
ホームレスの気分、それから近くの海へ。
そこでゆっくりとする。
ポケモンをのんびりとやった。11:30移動開始。
この少しの時間で、日に焼けたみたいだ。
昼飯はスパニッシュのファーストフードへ。最高にうまい。米(コメ)最高。
それからマイアミビーチへ。すごい人だかり。
なんとか車をとめてビーチへ。すごい人で日本のビーチみたい。
海はきれいだが人が多すぎてなんだか興ざめ。それから車で移動するとゲイの集団をみる。初めて見た。
それからホテルを探しに行く。
今日はダラーの近くのベストウエスタン。
一泊2人で80$くらい。最高の部屋だ。ほぼ同じ価格で泊まった初日のアンカーライトモーテル、高すぎ。
同じ価格でこんなに良いホテルに泊まることができるなんて・・。
それからダウンタウンに行こうとするがケンがレンタル会社のチケットを確認すると、、、
もう、貸し出し時間が過ぎているじゃないの!!
早く車を返しに行かないと!!
ということで、ダッシュで返しにいった。
しかし・・・問題なくOK。なんだよー、まだ返さなくて良かったのかよー借りられたのかよー。
ショックがデカい。車が無くなった今、何もやることが無い・・・。
移動手段も徒歩。そしてここは空港近くのホテル。ホテルの近くを歩くとアダルトショップを発見。
特に行くところも無くなってしまったオレたちは、アダルトショップへ。ケンがどのビデオを買うか迷っていた。
オレは、特におもしろいものが無かったので、すみからすみまで見学。
あーあ。やることがない。車が無いというのはこんなに不便なのかー。
仕方なく部屋に帰って、2日分の日記を書いた。
今日の晩飯はホテルの下のレストランだ。 それなりに高そう。店内にはテレビがあり、アメリカンフットボールをやってる。今日はアメフトの「オレンジボール」の日のようだ。
食事をしている人たちは、テレビを見ながら大盛り上がりだ。満足して部屋に戻る。
今回の旅はこれでおしまい。
今回はいろいろムダなことはたくさんあったし、ケンとは良くケンカしたし。
今までの旅行とは大きく違った旅だった。
何度も行くうちに、アメリカの風景も見慣れていて、車を走らせていても海外旅行をしているという感じもしない。
もうそろそろアメリカをやめて違う国に行くべきなのかなぁ。今回の旅で一番感じたのは、
「人は一人でできることは限られている。二人でいるといろいろなことができる」
ということだった。
ケンとは良くケンカしたけど、ケンがいないとできないことも多い。
オレが彼に頼っている部分もあるし、彼がオレに頼っている部分もある。
そういう中で毎日は進んでいく。
そしてこの旅にオレが一人で来てもこんなにいろいろなことはできなかっただろう。
そんなことを考えた旅だった。
さ~て、次の旅行はどこに行くか
USA2000正月編:衝撃的な新年カウントダウン:フロリダ【99/12/31】
12/31
「時間だ、起きようぜ!!」
ケンの声で起きる。 みると早朝6時。「まだ早すぎるよー、もっと寝かせてくれ。」と文句を言うと、「じゃあオレは朝日を見に行く」と車でどこかに消えていった。オレはテレビでアメリカンポケモンを見ながら出発の準備を始める。よし、準備完了、これでいつケンが帰ってきても出発できる。7時半ころにケンが帰ってきたので、二人で近くのコーヒーハウスに朝食を食べに行く。こじんまりとしたいい店で、クロワッサンとカプチーノを頼んだ。味は最高!日本じゃぁこんなブレックファーストは食べられないよ。
それから準備をしていざ出発。
朝から釣りを予定していたので、まずはエビが購入できる店を探して、エサをゲット。
それから7マイルブリッジまで行って橋の上で糸を垂らす。ケンがまず魚をゲット。
すると隣で同じように釣りをしていたオヤジが近づいてきて、「いらないならその魚をくれ」と言ってきた。
逃がすつもりだったので素直にあげたが、オヤジが去った後、二人で、「生活がかかってんじゃねぇーのか?あの魚を晩飯にするんだろーな」と笑っていた。次はオレがヒット。またオヤジがやってくる。今度は「なんで欲しいの?」と聞いてみると、
答えは、「これを餌にするのさ!!」だった。
なるほど、コイツはこの魚を餌にもっと大きなバラクーダクラス(大きな魚)を狙っているみたいだ。
近くには鳥がいて、俺たちの釣った魚をねらっている。オレもケンもほどほどの量をつり上げて、時々鳥にあげたりした。餌のエビもなくなったので、帰り際に隣のオヤジに挨拶しにいくと、名刺をくれた。肩書きはライターになっている。「物書き」のようだ。お返しにオレの名刺を渡して一緒に写真をとった。ノリノリの変わった男だ。 バラクーダが釣れることを願っているよ~!
それからまたまた一路、キーウェストへ。この道を何度通ったことか。
レンタルバイクを借りようとするが、どこも無い、これがリゾート地かぁ、甘かったなぁ。
昼はまたワッフルハウスにいった。オレのオーダーをおばちゃんが忘れていて、ずいぶん待たされた後に出てきた。頼むよ~おばちゃん~。
それからビーチへ。雲が多くて日も出ないので早めに退散。まだPM2時。
カウントダウンまであきれるくらいに時間がある。特にやることも無いのでグルグルとキーウェスト島を回る。
俺たちはアホかなんと3周もしてしまった。
無駄に時間が過ぎていく・・・。こういうところが自由旅行の良いところであり、微妙なところかも。
そこでオレが提案。
釣りができるところまで戻って、夜にまたキーウェストにこよう!
その案はすぐに採用になった。道を戻っていく。ビジターセンターを見つけたので、近くにエサが売っているところはないか?と聞くと一枚の店の名刺を渡してくれて紹介してくれた。さっそくそこに向かう。20マイルほど遠くの町だ。気が遠くなりながら店を探す。そしてやっと店についたときに、気がついた。
ここは、最初にエビを買った店じゃん!
あのおじさん元気かな?と思いながら車を止めて店に向かうと。
扉にCLOSE(閉店)の文字。・・・そか。今日は12月31日(年末)だった。
エサを買えずに釣りができない俺たちは途方にくれた・・・。
先日に釣りをした橋の近くに店があったことをケンが思い出し、さっそく向かった。
そこもクローズ(閉店)。
・・・なんのためにこんな距離を戻ってきたんだよ。
釣りができない俺たちは超ブルー状態。
ケンもがっくりと肩を落としている。マイアミに戻ろうとまで言いだした。
オレはそれはやばいと思い、とりあえず近くの橋で車を止めて夕日をみた。
だめだ、ケンは完全にやる気をなくしている。
「さあいこうぜ!!」といっても、「なんかどうでも良くなってきた・・・どっちでもいいよ。」という始末。
オレは強引にキーウェストに車を向けた。日もしずみ、夜になった。
キーウェストについて海岸にいっても全然もりあがってない。道の人影もない。またグルグルと車をまわすことになる・・・。 繁華街を見つけたので車をとめて行ってみる。ハイになっている人たちがたまり、かなり町はやばそうな雰囲気なので、車の中を整理したり、もっていく金を考えたり、セキュリティー対策を完璧にして向かった。カメラも車に置いていった。だからこの後の様子は写真には無い・・・。
にぎわうストリートに出てみる。
ずごい人混みだ!!
車両通行止めになっていて、完全に歩行者天国になっている。
こんな数のアメリカ人に囲まれるのは初めてだ!
アジア人も全然いない。完全に俺たちは浮いている。
少しでもとけ込もうと、みんながしているおもちゃのネックレスを俺たちも買う。
太鼓をたたいたり、猿の格好して歩行者をおちょくったり、バケツをタイコ代わりにたたいているのは感動した。
人が集まっているところに行ってみると、建物の2階でヌードをやっていた。みんな大盛りあがりだ。おもちゃのネックレスをみんな2Fに投げて、それをxxxにこすりつけてまた観客に返すという、すごいことをやっていた。
そんな風景を度肝を抜かれながら歩いていると、みたことがあるアジア人が道沿いにすわってる。
先日、橋の下で写真をとってもらった中国人だ!!(話を聞いてみると、ホントはベトナム人だった)。
話しかけると、びっくりしていた。去年アメリカにきて、今は仕事がなくて旅をしているらしい。
一緒に通りを歩いて、ヌードとかみた。彼はかなりエキサイトしていた。
そろそろ時間が来たので、通りのなかで一番にぎわっているあたりに移動する。
人が多くて、将棋倒しになりそうな雰囲気だ。身動きもできないくらいだ。
網に風船が入っていて、カウントダウンを待っている。
どんどん人が来る。そこら辺でケンカしているヤツらもいる。警察も大勢来ている。決して安全とは言えない雰囲気だ。横にいたおばあちゃんが突然倒れた。みんなが抱えて人混みから助け出している。この辺の連携がすばらしいよね。
新年まで・・・
あと5分!
あと4分!
マイクを持ったDJが盛り上げていく。
そして、いよいよカウントダウンが始まった。
10!、9!、8!,7!
6!
5!
4!
3!
2!
1!
0!!!!!!!!
その時がきた!!!
Happy New Year !!!
花火が上がり「2000」の文字がかがやく。
みんな錯乱状態だ、
シャンペンやビールを頭からかけられてびしょぬれになった。
手と手をたたき合い、お互いが「Happy New Year」と言い合って、新年を祝っている。
混乱状態の群衆から脱出するために車に戻る。
最高のカウントダウンだった。
しかしアメリカ人に囲まれていた、アジア人の俺たちは明らかに浮いていた。
なんだか複雑な気分だ。アメリカ人たちと一緒に新年を盛り上がりたかったのに・・・。
ケンが運転担当。
「寝ていいよ」と言われて、次に運転が代われるように、と思って寝る。
今日はオールナイトドライビングだぁ・・・ケン、頼んだ・・・ZZZzzzz・・・。
USA2000正月編:色々なものが無い!:フロリダ【99/12/30】
12/30
今日は7時に起床。
すんなりと目が覚める。
それにしても、海外旅行に来ると健康的な生活を送るもんだ。
早寝早起きが基本になる、不思議。
ブレックファースト付きなので、フロントに向かう。パンとドーナツとコーヒー、簡素な朝食だ。
フロントのイスにいた中国人の女性に話しかけられて話をする。名前はTrary Wu、中国人の女性(ヤヤおばさん)だ。職業はSE(システムエンジニア)だそうだ。
はははは、おもしろい聞き方だね。オレは、Win98派だよん。なんて冗談はさておき・・・彼女といろいろ話してみると、中国からアメリカに来て、シカゴで働いているらしい。近く、仕事で日本に来るというので住所を教える。ホントにかかってくるかなぁ?誕生日や星座や血液型まで聞かれる。それを聞くと「キミは○型だから、~みたいな性格でしょ」とか言ってくる、変わった人だ。年齢は自称31歳。
その旦那が途中から登場して少し日本語で話す。マサチューセツの大学生らしい。 なんだかモーテルのロビーでアジア人同士の親睦を深める結果となった。旅ってどこで誰と出会うか、ホントに分からないもんだ。
それから出発。エバーグレーズ国立公園にはすぐについた。
入り口のゲートで写真を取り中に進む。入り口で入園料10$を払う。
湿地帯でずっと悲しげな風景が広がる。
途中で野生のワニを見つけて写真を撮る。みんな立ち止まっている。
こんなに近くで野生のワニを見るのなんて初めてだ。
今、足を噛みつかれても誰も助けには来てくれない。
おまけにオレとワニと間には柵すらない。そんな軽いスリルを味わいながらワニの前でにっこり記念撮影。
10:00頃に国立公園内、最大の街フラミンゴに到着。さてさて、念願のレンタルカヌーを借りに行くが
・・・ねぇよ!
ねぇ!
ボートが一台も無いよ!
全部貸し出し中だよ!!
うぉぉぉぉぉぉ!!
餌を売っているおじちゃんにいろいろ助けてもらったが、結局ボートは一艘もなくて、足止めをくう。
うーむ、さすが観光地。全部貸し出し中だ。ツアーボートに乗る手もあるが、ケンは気が進まないようだ。
二人ともカヌーに乗る気満々だったので、借りられないショックは大きい。
結局は釣りをやるためにキーウェストに戻ることにした・・・。バイバイ、エバーグレーズ国立公園よ・・・。
短い滞在時間だった・・・。つーか、ここにオレたちって何しに来たんだ?
途中でエビを買って近くの橋でキャスト。ガンガン、アタリがある。
結局、ケンが4匹、オレが2匹つり上げる。
釣り場の近くにはホテルがあって、ギャラリーも多い。
みんな窓からオレたちの釣果を見ている。
それからマラソン方面へ。だんだん日が落ちてきて、最高の夕日風景である。夕焼けがきれいだったので、7マイルブリッジ手前で車を止めて、記念撮影。
そこに釣りにきていた中国人に「5分遅かったね。」と言われる。
わかっているつーの。
後日、この中国人に思わぬところで再会することになる。(今回の旅って思わぬところでの再会って多い)
ずいぶんと道を来すぎたと、戻って宿を探す。
いいところが見つかる。67$くらい。兄弟みたいな人たちが経営者で、まずは部屋を見せてくれたりして、とても親切なムード。即決定。オフィスには魚の剥製がかざってある。釣りが好きみたいだ。
持ち金を見てを考えるが、どうやらこのままだと旅費が足りないようだ。
うーん、成田空港でもっと換金しておけば良かった。この店でカードが使えなかったのも痛い。
しかたがなく、「金が無いから安くてうまい店を教えてよーん!」とモーテル兄弟に聞き、デニーズを紹介される。
もっと店は無いかと探しまくったけど、なーんも適当な店がないので、前にいった店にまたいく。
店員のおばちゃんが最高で、「デザートはどう?」と聞かれて、「いらない」、と答えると、「ごめんね、このように聞くのが仕事なの。」と答えた。かわいいなぁーおばあちゃん。
明日からの予定でキーウェストへ何時に出発するかでケンと口論。
ケンは寝ないつもりだ、どうしてそんなむちゃな計画を立てるのか。
マイアミビーチが見たいらしい。いや~ホント今回の旅は口論が多いなぁ・・・。
実際にどうなったかは今後の日記をおたのしみに。
明日は朝から釣りだ。
そしてニューイヤーカウントダウンの日だ!!
ビールを買って外で飲んで、気持ちいい夜風にあたる。
爆睡だぁ~!!
USA2000正月編:最南端キーウエストに!:フロリダ【99/12/29】
12/29
念願のアメリカ最南端の地フロリダにいる。
朝、自然と目が開いた・・・。
時間はAM6:00。 コーヒーを飲みながら釣りをしている少年たちをボーッと見ていた。
海近くの場所でゆっくりとした時間が流れる。
周りには薄霧が立ちこめている、至福の時だ。
準備をして出発しようとするが、フロントが空いていないので、留守番電話にメッセージを残して、鍵を部屋に置いてでる。これで大丈夫かな。
まずは朝食。
昨日の晩飯を食べた店で食べる。
相変わらずダンシング天使人形達は踊っていた、朝見ると怖くない。
オレはオムレツセット、ホームフライというのがうまい。
一路キーウェスト方面へ。
釣りをやりたいから途中で店によって竿を探す。
24$のリールとロッドのセットを買う。
次は餌だ。 朝の兄ちゃんたちのマネをして、生きているエビを買う。
店で釣りのスポットを教えてもらい、そこの橋へ直行。
糸を垂らすとすぐにアタリがくる!!あわせると魚がかかる!!すごい釣りポイントだなぁ。
竿に餌をつけて投げるだけで魚がかかるなんて!!
引き上げるとフグだった。。。気持ち悪いよぉ。
どんどん体がふくらんでいくよぉ。
水はキレイで水底が見える。
投げた時に糸が鳥に当たるアクシデントが起こり、鳥が飛べなくなっていた・・・。ごめんなさい・・・。わざとじゃないんです。
釣果はオレが2匹、ケンは4匹くらい釣れていた。
餌のエビがなくなったので移動。
有名なセブンマイルブリッジを通ってキーウェストへ。
この橋はアーノルド・シュワルツネッガーが出演した映画「トゥルーライズ」の中で爆破される有名な橋。
7マイル=約12kmくらい続く長い橋だ。
車が変な音をしているので修理工にみてもらう。
タイヤを外してちょっとさわっただけで10$とられる。
乗ってみても直っていない。ふざけるな。これじゃぼったぐりだよ。
うーむ。曇っているせいなのか、海があまりきれいじゃない。
ハワイの海の方がキレイだなぁ。それが率直な感想。キーウェストに着くと昼飯。
大好きなワッフルハウスへ。ワッフル専門のチェーン店だ。やっぱりうまい!!
初めてアメリカに来てからずっとこのワッフルにハマっている。
外の道にはレンタル原チャリが走っている。あれに乗ってみたいよー。
ここでケンと今後の旅プランの相談。
いきあたりばったりのオレたちには必要な時間。
ここに一泊するかどうかだ。時間のことを考えると究極の選択。
1.ここで一泊して明日、ドルフィンリサーチセンターへ(ケン案)
2.エバーグレーズ国立公園方面へ移動(オレ案)
答えが出ないのでとりあえず、サウザンモストポイント(アメリカ最南端の地)に向かう。
雰囲気はリゾート。人も車も多い。プライベートビーチが多い。
まぁな、フロリダと言えばアメリカ人の観光地だからなぁー。
記念碑の前で写真を取ってもらったオヤジにチップを請求される。
アホか。おまえが自分から「取ってあげようか?」って言ったんだろが。観光客相手にセコい商売するなよな。それからビーチへ。ケンがきれいな女性をカメラで隠し撮り。
高校の時からキミは変わってないね、おもしろい。
結局、エバーグレーズ国立公園のゲートシティのホームヘッドに引き返すことを決意して、戻ることに決定。
帰りはオレが運転。途中、ケンが釣りをやりたがるので餌を探すが、どこに売っていない。
それから夕日を見るために車を止める。ぎりぎりセーフで間に合うが、すでに半分は落ちていた。
美しい。
時が止まってほしいと心から思った。
それからコンビニに寄って給油。店のオヤジと話すが変なヤツ。
話をしていると途中で遠くを見る。そんな癖がある。 ボッーとしているのか、ただ、イッちゃってるのか。
個性ツヨスギ。実はこのオヤジとは、元旦に再び再会することになる。
それからホームヘッドへ。
途中、道を間違えて通り過ぎる。地図を確認してなんとか軌道修正完了。
周りは変な感じ。木々は新年の飾りつけしてあって、コテコテ。
モーテル8を見つけて、今日の宿は決定。一泊71$もとられる。
ブレックファースト付きというがそれにしても高すぎる。年末価格か?ハラは減っていないけど、ファーストフードへ。ケンは店に入って買うのをやめる。食欲がないみたい。オレは注文。
ファーストフード店でのやりとりはなれたもんだ。
ファーストフードはアメリカ一周旅行で死ぬほど行ったからなぁー。
テイクアウトしてモーテルの部屋で食う。
明日はエバーグレーズ国立公園。
レンタルカヌーが楽しみだ。
まさか、この後、国立公園でさんざんな思いをするなんて、もちろんこの時は知らない・・・。
USA2000正月編:とうとうフロリダに!【99/12/28】
12/28
長長長時間フライトを経て、やっと着いたマイアミ!
目が覚めると、やはり機内だった。
あのさぁ・・・なんでまだ飛行機に乗ってるんだよ。
機中は寝て、ポケモン。
しかし、機中から見たシカゴの夜景はキレイだったなー。
ま、これを見るために乗っていると思ったら少しは気持ちがホッとした。
シカゴについたが、すぐにマイアミ行きに乗り込み。
なんか雪降ってるぞ。南国にいくんじゃなかったけ。
マイアミについて無事にカバンをゲット。一安心。
オレたちと同じく、よくぞ長い旅を耐えたぞ!カバン達よ!
さて、とりあえずタバコを一服。 ふぅー。今何時?AM10:30か。
なんだか朝なのに眠いし、でもおなかは一杯だし。体内時計は完全に狂っているのは間違いない。
空港のダラーのオフィスで車を借りる。オープンカーか?4WDか?と迷ったが、軽く予算オーバーなのでいつものコンパーチブルで落ち着く。いつか金持ちになってやるっちゅーの。
そのままいざいざ、ようやくフロリダのキーウェストへ
あいにくの雨。疲れていて感動もなにもない、。海も・・・まあきれいだけど、ハワイの方がきれいだったよ。
いいのか?フロリダよ。日本の観光地みたいな島になっているハワイと変わらないとオレに言われて。
昼ご飯は、コンビニのホットドッグ。一緒に買ったカプチーノが甘い。このセルフサービスがすき。
自分でパンを開き、ソーセージを押し込み、ケチャップやらマスタードをかける。ジュースも自分で好きな量だけ入れて良い。最高だね、セルフサービス。
もちろん、前から大好きなアメリカンなお菓子、チップスとソースも購入。
途中、釣りをやっている人たち見かけて、オレたちの「釣り魂」に火がついた。
やっぱり釣りだろー!フロリダで釣りやろうぜー!安易なオレたちはすぐにつり道具を探して店を回ったり、パッチワークの本を探したりした。キーウェストへの途中の道は大渋滞。一本道だから、迂回路もないー!
ケンはずっとチップスを食べまくっていた。今までの旅で毎回食べているというのに・・・今回は格別な味がするらしい。海がきれいなので、車をとめるとケンは足までつかってた。
マラソンという街のビジターセンターでモーテルを紹介してもらう。
「アンカーライトモーテル」というモーテル。
プール付きを選んだのに、寒いので入るのはやめた。
あー、もったいない。
プールの隣はすぐに海で、となりで釣りをしている人たちがいて、ガンガン釣れていた。
モーテルは高く、90$くらいかかった。
世界的な観光地だったらそんなもんか、部屋はボロいのになあ。
モーテル6の方がずっといいぞ。シャワーを浴びてリフレッシュ。何時間ぶりのフロなんだろ?
オレたちは荷を解いた。すると部屋は電子機器であふれてかえった。
電脳キッズの二人。
二人とも日記を書こうとパソコンを持ってきている。
変圧器をおもむろに取り付けて、デジタルビデオカメラの充電やら、デジタルカメラの充電やら。
晩ご飯は近くのレストランへ。
シーフードコンボを頼む。エビがなかなかうまかった。
店の窓際にはダンシングサンタならぬ、ダンシング天使がいっぱい並べられていたが、奇妙でおっかない。
せっかくの海なのに、天気が悪くて空がくすんでいる。
テレビで天気予報をみると明日は晴れ。
明日はキーウェストと、ドルフィン博物館。
エバーグレーズ国立公園の近くまでいければ最高!
USA2000正月編:いったいどこに向かっているのか【99/12/27】
12/27
またまたケンとの2人旅。
今度は2000年新年のカウントダウンをするために、あこがれのフロリダのキーウエストへ!
いよいよ出発の日。
長い機中の暇つぶしにと、ゲームボーイカラーを探しまくるが、クリスマス時期と重なってどこも品切れ。
今日も出発ぎりぎりまでオモチャ屋をまわった。 しかしない。
妥協してゲームボーイポケット(白黒ゲームボーイ)を買う。
16:00にケンとは空港第一ターミナル出発ロビーで待ち合わせ。
ゲームボーイポケットを買って、チェックインして、$へ換金するためにいつもの「到着」ロビーに行くが、よく調べてみるとレートは変わらない。
アレ?今まで「出発」ロビーよりも「到着」ロビーの方がレートが良いと思っていつも「到着」ロビーで換金していた。窓口の電光掲示板ではきちんとやすくなっているのにさぁ・・・
今まで、特してなかったのか!!
荷物を預けて出国手続きと淡々と進む。
しかし新鮮味がないなー。だってついこの前にハワイに行ったばかりだもん。
今回はアメリカン航空、席は39D。PM6:30のフライトだ。
アメリカンエアライン最高!!
だって、一人一人に液晶のディスプレイが付いてきている。
マルチチャンネルで好きな番組が見られる。
それとゲームボーイポケットのおかげであっという間に時間は過ぎていった・・・はずだったが。
ここであることに気がついた。
目の前の液晶ディスプレイに表示されてる到着予定時間がどんどん遅くなっているじゃーん!!
地図をみるとシアトル上空をグルグルと回っている。なんだこれ?霧で降りられないらしい。結局、燃料がなくなるまでシアトル空港上空を回り続けるが霧ははれず、結果ポートランド空港に緊急着陸して燃料を補給。その際も機内で待機。
まじか・・・。
こんなに閉じこめられるといい加減に気が狂いそうになってくる。
これからどうするんだよ。ただでさえ、夜遅くに到着予定のマイアミなのに・・・。
それからシアトル空港へ。またまたグルグルと上空を回り、結局は着陸を強行。
できるならば初めからやれっつーの。
ここで究極の選択をせまられることになった。
①航空会社が用意したホテルに泊まって明日の便でいくか
②シカゴ経由でこのままマイアミに向かうか
だ。
ケンは時間がもったいないとこのまま移動を希望。
オレはこれ以上、あんな狭いイスの上で寝るのは勘弁と、ホテルを希望。
これをきっかけ?にこの旅では親友のケンとは何度も意見の衝突が起こることになる。
結局はカウンターのおばちゃんの勝手な判断(「若い人達なんだからムリしなさい!」とか言っていた)と、予約端末の打ち間違い?でこのまま直行が決定。
がーん。帰りたくなってきたよ。
明日の朝までこれからずっとまた飛行機の中かよぉ・・・。
シカゴ行きのフライトはPM11:35に出発。
今はまだPM7:00。死ぬほど時間がある。何もないこの空港でどうやってヒマ潰せっつーの。
とりあえずは航空会社から遅延のお詫びでもらった15$のクーポン券で夕食。
時差なんだか長い時間飛行機に閉じこめられていたせいか、食欲なんてナイ。
その後、暇なので空港のインターネットカフェへ。
何事も経験だ。
空港でインターネットなんてイキだね!
自分のホームページにアクセスして掲示板に書き込んだ。
日本語が入力できる環境に無いので、しかたがなく英語で書き込み。
暇なので空港を歩き回るけど店も閉まっている。
いたずらに体を疲れさせているだけだ。
二人でゆったりとしたソファーをみつけて座るとすぐに爆睡状態へ。
起きるとPM10:30。
フライトは11:35だ!なんとかすべりこみセーフで飛行機に乗り込む。
つーかなんでシカゴに行くんだ?
シアトルといい、寒いところばかりじゃねぇーか。
オレは寒いのはキライだ。
USA2000正月編:いったいどこに向かっているのか【99/12/27】
12/27
またまたケンとの2人旅。
今度は2000年新年のカウントダウンをするために、あこがれのフロリダのキーウエストへ!
いよいよ出発の日。
長い機中の暇つぶしにと、ゲームボーイカラーを探しまくるが、クリスマス時期と重なってどこも品切れ。
今日も出発ぎりぎりまでオモチャ屋をまわった。 しかしない。
妥協してゲームボーイポケット(白黒ゲームボーイ)を買う。
16:00にケンとは空港第一ターミナル出発ロビーで待ち合わせ。
ゲームボーイポケットを買って、チェックインして、$へ換金するためにいつもの「到着」ロビーに行くが、よく調べてみるとレートは変わらない。
アレ?今まで「出発」ロビーよりも「到着」ロビーの方がレートが良いと思っていつも「到着」ロビーで換金していた。窓口の電光掲示板ではきちんとやすくなっているのにさぁ・・・
今まで、特してなかったのか!!
荷物を預けて出国手続きと淡々と進む。
しかし新鮮味がないなー。だってついこの前にハワイに行ったばかりだもん。
今回はアメリカン航空、席は39D。PM6:30のフライトだ。
アメリカンエアライン最高!!
だって、一人一人に液晶のディスプレイが付いてきている。
マルチチャンネルで好きな番組が見られる。
それとゲームボーイポケットのおかげであっという間に時間は過ぎていった・・・はずだったが。
ここであることに気がついた。
目の前の液晶ディスプレイに表示されてる到着予定時間がどんどん遅くなっているじゃーん!!
地図をみるとシアトル上空をグルグルと回っている。なんだこれ?霧で降りられないらしい。結局、燃料がなくなるまでシアトル空港上空を回り続けるが霧ははれず、結果ポートランド空港に緊急着陸して燃料を補給。その際も機内で待機。
まじか・・・。
こんなに閉じこめられるといい加減に気が狂いそうになってくる。
これからどうするんだよ。ただでさえ、夜遅くに到着予定のマイアミなのに・・・。
それからシアトル空港へ。またまたグルグルと上空を回り、結局は着陸を強行。
できるならば初めからやれっつーの。
ここで究極の選択をせまられることになった。
①航空会社が用意したホテルに泊まって明日の便でいくか
②シカゴ経由でこのままマイアミに向かうか
だ。
ケンは時間がもったいないとこのまま移動を希望。
オレはこれ以上、あんな狭いイスの上で寝るのは勘弁と、ホテルを希望。
これをきっかけ?にこの旅では親友のケンとは何度も意見の衝突が起こることになる。
結局はカウンターのおばちゃんの勝手な判断(「若い人達なんだからムリしなさい!」とか言っていた)と、予約端末の打ち間違い?でこのまま直行が決定。
がーん。帰りたくなってきたよ。
明日の朝までこれからずっとまた飛行機の中かよぉ・・・。
シカゴ行きのフライトはPM11:35に出発。
今はまだPM7:00。死ぬほど時間がある。何もないこの空港でどうやってヒマ潰せっつーの。
とりあえずは航空会社から遅延のお詫びでもらった15$のクーポン券で夕食。
時差なんだか長い時間飛行機に閉じこめられていたせいか、食欲なんてナイ。
その後、暇なので空港のインターネットカフェへ。
何事も経験だ。
空港でインターネットなんてイキだね!
自分のホームページにアクセスして掲示板に書き込んだ。
日本語が入力できる環境に無いので、しかたがなく英語で書き込み。
暇なので空港を歩き回るけど店も閉まっている。
いたずらに体を疲れさせているだけだ。
二人でゆったりとしたソファーをみつけて座るとすぐに爆睡状態へ。
起きるとPM10:30。
フライトは11:35だ!なんとかすべりこみセーフで飛行機に乗り込む。
つーかなんでシカゴに行くんだ?
シアトルといい、寒いところばかりじゃねぇーか。
オレは寒いのはキライだ。