USA一周編:(最終日)バイバイアメリカ16,000kmの旅の終わり【94/9/19】

 
今日ですべてが終わる。
 
とうとう1か月が過ぎてしまった。
 
もうモーテルを探すことはない。
 
もうファーストフードを探すことはない。
 
もう安いガソリンスタンドを探すことはない。
 
AM7:00に、叔父さんに起こされて、別れを言う。
 
奥さんの作ってくれた朝食を食べて、アメリカ軍がハイチ振興を直前でやめたことを知る。
 
ケンが車で迎えに来た。
 
おばさんとも別れをつげた。
 
車でみんなが泊まるモーテルに行き、きれいなエリー(愛車)の前で写真を一人ずつ写真を撮る。
 
ガソリンを満タンにして、レンタカー会社に行き、車を返す。
バイバイ、エリー。
 
結局、走行距離1万14マイルだった。(約16,000km)
 
DOGE社のミニバン、エリーともう会うことは無いだろう。
 
空港に行くと、乗る便は、出発が遅れて、PM5:00に出発、成田にAM8:20着に変更になっていた
 
ゆっくり飯を食べ、マサと別れ、Duty Freeでみやげを買う。
留学中のマサはアメリカにまだ滞在する。
 
旅の途中で買った「釣り竿」は機内に持ち込めた。
 
飛行機に乗り込み、ゆっくりスタートする
 
もう旅が終わってしまう
 
日本にやっと戻れる?
 
離陸した。
 
どんどんアメリカが遠くなっていく。
 
バイバイ、アメリカ。
 
こんなに素晴らしい仲間たちをもったことを誇りに思う。
 
この1か月は決して忘れることは無いだろう。
 
忘れずに日本で生かしていかなければならない。
 
そしてもう一度アメリカの土を踏むことを夢見る。
 
(将来、プライベートでも仕事でも飽きるほどにアメリに行くことは、その時のオレは知らない)
 

USA一周編:アメリカに住むかっこいい叔父さん:サンディエゴ【94/9/18】

いよいよアメリカ滞在、残り2日。
 
朝起きて、まずはみんなでビーチに向かう。
 
しかし、、、この旅初めての、車のタイヤがパンク!
 
ガソリンスタンドで直してもらうが、まあ、店員の作業がてきとー!!
 
穴にゴムを入れてふさぐだけ。
 
こんなのオレでもできそう。
 
その流れで洗車場へ。
 
そこにいたメキシコ人のオヤジは、とってもいい人で、1回の洗車で汚れが落ちなかったので、2回も機械に入れてくれた。(この旅、初めの洗車)
 
おかげで、車にツヤが戻った!
中も掃除して、とってもきれい。
ありがとね、エリー(車の愛称)
 
気を取り直してビーチへ
マサがサーフィンボードを借りるの付き合ってもらう。
 
パンク対応していたせいで30分しか時間がない。
 
少しでも体を、焼きたくて、パンツいっちょで、サーフィンを楽しむ。
 
あっという間のビーチ、バイバイ、サンディエゴ
 
それから、またロスアンゼルスのサンタモニカへ。
 
義理の叔父さんの家にいく、。
 
そういえば、旅のスタートにも寄ったな。
あれから本当に1か月も経ったのだろうか。
 
長いようですごい短い
 
叔父さんと少し話をし、ステーキを食べに行く。
 
初めのごちそう!!!
 
オレはニューヨークステーキ!
 
ケンは、サーロイン。
 
タカは、貝柱(なぜ?)
 
マサは、ほねつきのどでかい肉を食べた
 
アメリカの肉はボリュームが違う!なんだこのでかさは!このうまさは!
 
みんな腹いっぱい食べて、ユースホステルに戻る。
叔父さんと一緒に記念撮影。
 
叔父さんは若い時に、単身アメリカに渡った。
そこから家族を持ち、会社を経営している。
すごいなあ。
 
急遽、俺だけ叔父さんの家に泊まることになり、二人で家へ。
 
次男が家にいたので、片言の英語で会話する。
 
おじさんと旅で見てきたアメリカの話をする
 
とにかく日本とスケールが違うこと
いろんな人がいること
文化が違うこと
人種差別を受けたこと
 
話した後、寝室に入ると、TVゲーム機があり、久しぶりにスーパーストリートファイター2をやる。久しぶりのTVゲーム。
 
ケーブルTVが見られたので、大好きなMTVを探したが今日は無いみたいだ。
 
明日はいよいよ最終日。
 
本当に最後になってしまう日だ。
 
満喫してすごしたい!
 

USA一周編:生まれて初めて銃を撃つ:ロスアンゼルス【94/9/17】

アメリカ滞在、残りあと3日。
 
残り日数を数えることが多くなった。
 
朝起きてモーテル6のそばのデニーズへ。
 
久しぶりのBreakfastだ。
しかし、平日のモーニングがやってなくて、高くついてしまった。
 
とうとうロサンゼルスへ。
 
サンタモニカに入り、思い出のユースホステルへ。
 
近くに車を止めて通りを歩き、ショッピング。
古着をみて、ロサンゼルスのダウンタウンに向かう。
 
7thプロムナードでショッピングし、ガンクラブへ。
 
周りは治安が悪い雰囲気が立ち込めている。
 
コルトパイソン357と、コルトガバメント45口径、2つをそれぞれ50発ずつを、タカと撃つ。
 
パイソンの方は撃ちやすかったのだが、ガバメントは、2,3発撃っただけで衝撃があって、怖くてやめた。
 
これ、当たったら痛いよ。
人間に向けて撃つとか考えられない。
 
このガンクラブには日本人スタッフがいて、話していると、日本人がよく銃を撃ちに来るそうだ。
 
ロスアンゼルスも行くところがなくなってきた。
まだ残り日数がある。
 
そこでサンディエゴにいくことにした
 
メキシコにとても近い。
高いモーテルを値切って安く泊まり、ダウンタウンへ夜食を食べに行く。
 
久しぶりの日本食
ここの日本人スタッフはとてもいい人で3年間こっちに住んでいるらしい。
 
カツカレーとカリフォルニア巻きを食べる。とてもうまい!
今までアメリカで食べた日本料理の中で、一番本物に近い味がする。
 
そして、モーテルに戻り、アメリカに住んでいる叔父さんに連絡を取り、翌日に会う約束をする

 

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USA一周編:ヨセミテ国立公園と恐怖の宿:カルフォルニア【94/9/16】

モーテルを出発し、ヨセミテバレーへ。
 
今日は朝から腹の調子が悪く、朝から気持ちはグレー。
 
公園について、ビジターセンターにいき、グレーシャーポイントへ進む。
 
ここからハーフドームを望む。
 
が。。。何の感動もなく、写真を撮り帰る。
 
いろいろと国立公園を回っていると、自分の好みってわかるようになってきた
 
ここはイマイチだ笑
 
公園を歩くおじさんが、バッグにちゃんと自分の空き缶を入れて持ち帰る姿を見て感動した。
 
これぞ、自然を愛する姿であると思った、かっこいい。
 
この国立公園は、道のアップダウンが激しく、右へ左へカーブも激しい。
 
車に酔った。。。
気圧のせいか、耳もおかしい、ぼろぼろだー。
 
途中、ファストフードのWendy'sによって、夜食を食べた。
 
ロスアンゼルスまで、あと、30マイル付近まできて、モーテルに泊まる。
 
ここは警備員が2名でパトロールしていて、治安悪いのか?
 
上空には警察のヘリコプターが飛んでる
 
それにモーテルの部屋の洗面所下のカーペットには血のりがべっとり。。。こわい。
 
どうか、明日の日記が書けるように、生き残れますように。
 
それにしてもあと3日。
 
最後までどうなるかわからない旅だけど、大切に過ごしたい。
 
と思いながら眠りについたのだが。。。。
 
夜中に誰かがドアをノックしている。
 
こ、こわい。絶対出るか。
 
気が付いたら、また寝ていた。

USA一周編:茨城弁で歩くフィッシャーマンズワーフ:サンフランシスコ【94/9/15】

モーテル6をAM10:00に出発。
サンフランシスコに向かう
 
長い橋を渡り入るが、この橋はゴールデンブリッジではないみたい。
やっぱり橋が多い街だ
 
写真でみたことある風景。
道のアップダウンが多い街、サンフランシスコ。
 
フィッシャーマンズワーフの近くに車を止めて、歩く
小さい店が立ち並び活気がある
 
ここは日本人の観光客が多い
こんなに日本人に会うのは久しぶりかも。
 
車の中ではいつも茨城弁で話している4人。
 
その訛りが取れず、街を歩きながら、ずっと茨城弁で会話している。
 
今まで日本人がいない場所ばかりだったから、気にしてなかった。
 
でもここは、観光地。
 
茨城弁に多くの日本人が振り向く!(はずかしい)
 
ゲームセンターを見つけて入ってみると、初めての「バーチャルリアリティー」を体験する、アメリの技術ってすげー。
 
いろんな店を回り、私が大好きなBevis and Butt-Headsのポスターを探すが見つからない
こっちにきて、MTVをTVでみるようになって、好きになったシュールなマンガ。
 
買い物して車に戻り、いよいよゴールデンブリッジへ。
 
ユニオンスクエアにも寄るが高級店すぎてで、Tシャツにサンダルなおれたちは場違いで退散。
 
サンフランシスコを後にする
 
ゲートシティの近くの町のモーテルに入り、プールに飛び込む。久しぶりのプール!
車移動で運動不足だと、プールは大事!
 
しっかし、暑いなーーー。
 
あと5日しかない。
 
カウントダウンが始まっている。
 
この旅が楽しすぎる、まだ終わらないでくれ。

USA一周編:クレーターレイク国立公園:オレゴン【94/9/14】



 
朝早くおきて仲直りのために、マサたちのところに行こうとしてたのに寝坊し、AM10:00起床。。
 
急いでマサたちのモーテルに合流する
昨日のわだかまりはなぜか、すーっと無くなり、いつもの4人の会話になった。
あんなにケンカしたのに不思議、友達ってとても素敵だ。
 
一路、クレーターレイク国立公園へ。
 
自然にある色が様々で、とても美しかった、日本には無いな、この色彩。
 
道にはリスがいて、人間に慣れているせいか、上ってくる。
こんなに近くで野生のリスを見るなんて初めて!!
 
そこからサンフランシスコへ
 
とうとうサンフランシスコまで戻ってきた!
 
旅の思い出をたどりながら、いつも間にか両親のありがたさについての会話が始まる。
 
今こうして、自由に旅させてもらってるのは両親のおかげだな〜みたいな話。20歳になって、アメリカで気がつくオレたち。
 
こんな真面目な話をするのは珍しい笑
 
いつものは下ネタや、モノマネ大会、カラオケばっかりだ。
男四人の旅、そんなアホみたいな毎日。

USA一周編:アダルトショップとケンカ:オレゴン【94/9/13】

 
8:30に起きた
 
ユースホステルを後にする
 
一路、オレゴン大学へ。
 
マサが留学していた大学だ。
 
まずはランドリーにいって、洗濯(いきなり笑)
 
それから学校をぐるっと探索し、近くの古着屋にいき、4人でいろいろな服を着て楽しむ。
女子かよ笑
 
それから初めてのアダルトショップへ。
18歳以上OKみたいなので、胸を張って入る
何本か、無修正ビデオを買う(合法)。これ、日本に持って帰れるのか??
奥にはビデオを見られる個室があって、なんだか怖かった。
 
それからマサの学生時代の恩師、メリージェーンのお宅へ訪問。
こころよくおれたちを受け入れてくれた、すごいいい人だあ。
旦那さんは日本人。こちらもまた素敵な男性だった。
口数少ない人だったけど、聞くと、学生の頃平和運動のため歩いてロサンゼルスからニューヨークまで行ったらしい(すごい距離!)
 
夜になり、いつもようにモーテル探しに行く。
いつも2人は車に隠れて、2人が受付に行き、2人料金でキングサイズのツインの部屋を借りる。
 
ここは厳しくて、マサとタカが先に行き、ケンとおれが車で隠れていた。
 
交渉が難航しているマサにおれたちは、
 
「難しそうなら、ほかのモーテルにいくよ」と伝えると、
 
なぜかマサがキレて
 
「勝手にしろ!」
 
と言われた。
 
どうした、マサ。
交渉がうまくいなかったことにイラつき、あたられたのかも。
 
ケンと2人で他のモーテルへ行った。
 
4人の雰囲気が悪い。
ここまで旅を続けていると喧嘩することもあるかもしれないけど、今回のは相当きまずい。
 
明日、仲直りできるか心配。