USA2000正月編:いったいどこに向かっているのか【99/12/27】

12/27
 
またまたケンとの2人旅。
今度は2000年新年のカウントダウンをするために、あこがれのフロリダのキーウエストへ!
 
いよいよ出発の日。
 
長い機中の暇つぶしにと、ゲームボーイカラーを探しまくるが、クリスマス時期と重なってどこも品切れ。
今日も出発ぎりぎりまでオモチャ屋をまわった。 しかしない。
妥協してゲームボーイポケット(白黒ゲームボーイ)を買う。
ソフトは遊戯王ポケモン赤。ケンも成田空港で買っていた。
 
16:00にケンとは空港第一ターミナル出発ロビーで待ち合わせ。
ゲームボーイポケットを買って、チェックインして、$へ換金するためにいつもの「到着」ロビーに行くが、よく調べてみるとレートは変わらない。
 
アレ?今まで「出発」ロビーよりも「到着」ロビーの方がレートが良いと思っていつも「到着」ロビーで換金していた。窓口の電光掲示板ではきちんとやすくなっているのにさぁ・・・
 
今まで、特してなかったのか!!
 
荷物を預けて出国手続きと淡々と進む。
しかし新鮮味がないなー。だってついこの前にハワイに行ったばかりだもん。
今年3回目の海外旅行。GWのアメリカ2nd、夏休みのハワイ、このアメリカ3rdと、結構イイペースだ。
 
今回はアメリカン航空、席は39D。PM6:30のフライトだ。
アメリカンエアライン最高!!
だって、一人一人に液晶のディスプレイが付いてきている。
マルチチャンネルで好きな番組が見られる。
それとゲームボーイポケットのおかげであっという間に時間は過ぎていった・・・はずだったが。
 
ここであることに気がついた。
目の前の液晶ディスプレイに表示されてる到着予定時間がどんどん遅くなっているじゃーん!!
 
地図をみるとシアトル上空をグルグルと回っている。なんだこれ?霧で降りられないらしい。結局、燃料がなくなるまでシアトル空港上空を回り続けるが霧ははれず、結果ポートランド空港に緊急着陸して燃料を補給。その際も機内で待機。
 
まじか・・・。
 
こんなに閉じこめられるといい加減に気が狂いそうになってくる。
これからどうするんだよ。ただでさえ、夜遅くに到着予定のマイアミなのに・・・。
それからシアトル空港へ。またまたグルグルと上空を回り、結局は着陸を強行。
できるならば初めからやれっつーの。
 
ここで究極の選択をせまられることになった。
 
①航空会社が用意したホテルに泊まって明日の便でいくか
②シカゴ経由でこのままマイアミに向かうか
 
だ。
 
ケンは時間がもったいないとこのまま移動を希望。
オレはこれ以上、あんな狭いイスの上で寝るのは勘弁と、ホテルを希望。
これをきっかけ?にこの旅では親友のケンとは何度も意見の衝突が起こることになる。
 
結局はカウンターのおばちゃんの勝手な判断(「若い人達なんだからムリしなさい!」とか言っていた)と、予約端末の打ち間違い?でこのまま直行が決定。
 
がーん。帰りたくなってきたよ。
明日の朝までこれからずっとまた飛行機の中かよぉ・・・。
シカゴ行きのフライトはPM11:35に出発。
今はまだPM7:00。死ぬほど時間がある。何もないこの空港でどうやってヒマ潰せっつーの。
 
とりあえずは航空会社から遅延のお詫びでもらった15$のクーポン券で夕食。
時差なんだか長い時間飛行機に閉じこめられていたせいか、食欲なんてナイ。
 
その後、暇なので空港のインターネットカフェへ。
何事も経験だ。
空港でインターネットなんてイキだね!
自分のホームページにアクセスして掲示板に書き込んだ。
日本語が入力できる環境に無いので、しかたがなく英語で書き込み。
暇なので空港を歩き回るけど店も閉まっている。
いたずらに体を疲れさせているだけだ。
二人でゆったりとしたソファーをみつけて座るとすぐに爆睡状態へ。
起きるとPM10:30。
フライトは11:35だ!なんとかすべりこみセーフで飛行機に乗り込む。
 
つーかなんでシカゴに行くんだ?
 
シアトルといい、寒いところばかりじゃねぇーか。
 
オレは寒いのはキライだ。
 

USA再び編:(最終日)空港にいた変な人たち:ロスアンゼルス【99/5/4】

アメリカ最終日。
あっという間に時間が過ぎていく。
 
学生の頃の一周旅行は良かったー。一か月でも短く感じた。
社会人になった俺たちには、そんなに長い時間休みが取れない。
 
AM7:00起床。
寝る前に荷造りは済ませていたから、特にバタバタせず。
8:00までにレンタカーを貸さないといけないので急ぐ!
 
リターンぽいんt-に行き、レンタカーを返却。
5分もかからず手続き完了。
ハーツのバスで空港まで移動。
カウンターでは、ちょうどチェックインが始まっていたので、手続きをすます。
どうやら30分ほど出発が遅れているみたい。
 
アメリカ滞在時間が30分でも伸びて、うれしい俺たち。
 
朝食を食べる時間がなくて、腹ペコな俺たちは、とりあえず手荷物検査を受けて、出発ロビーへ。
 
そこにあったマクドナルドで朝食。
 
まだ時間がある。
暇なのでまた一度外にで、タバコを一服。
 
そうしていると、一人のオヤジがクオーターコインを手に持ってやってきた。
 
「一本くれよ」
 
金はいらないといい、タバコをあげた。
そんな会話も自然とできるようになっていた。
 
再び、手荷物検査を透けて、出発ロビーへ。
 
空港内では寄付を求める人たちがいた
おれたちも捕まった。
なんかよくわからないけど、最初署名を書き出したのだが、よく見ると金額を書く欄がある。
 
途中で「金とるの?金ないからやめる」というと
「クレジットカードでもいいよー!」という。
あほか、カード使ってまで寄付するやつなんているかよー。(後で知るのだけど、アメリカでは普通)
執拗にお金が欲しいといわれて逃げきれず、最後に残っていた小銭をあげて解放された。
 
他の店を見ていると、さっきの男がまた寄ってきた。
「金ないよ」と断ろうとすると、手に250円をもって、「US$に両替してくれ」という。
なんだよー。もう小銭ないってば。
 
再び外に出て一服。
また、手荷物検査。
 
3回目の手荷物検査。
今までひっかからなかったのに、はじめて、俺がもっていったミニパソコンがひっかかる。
特殊なペーパーみたいなもので、周りをふき取り、成分検査みたいな機械にかける
 
「異常なし」
 
だよね、だって2回は大丈夫だったし。
 
出発ゲートへ。
 
飛行機はだいぶ遅れていた。
そして、12:10、定刻より1時間10分遅れで飛行機に乗り込み、俺たちは、ロスアンゼルスを発った。
 
バイバイアメリカ。
 
1回目の学生の頃の貧乏旅行に比べて、アメリカの景気や治安は良くなった気がした。
 
思い出の地をめぐり、今回は釣りもした。
 
英語での会話も慣れてきた。
 
やっぱりアメリカ楽しい。
 
ハリウッド映画で育った俺たち世代には、アメリカはやっぱり夢の場所だ。
 
次はいつ来られるかな。
 
がんばって働いて旅行資金を貯めるぞ!
 
またね!アメリカ!
 

USA再び編:ハリウッドスター登場:ロスアンゼルス【99/5/3】

5月3日
 
朝、AM8:00起床。
 
明日の5/4は朝出発だから、事実上、アメリカ最終日。
 
朝起きて朝食をたべるために店に行くとパトカーがいっぱい。
この辺、治安悪そうだから、殺人事件か!?こわい!!
 
近づいてみると映画の撮影をやっていた。
 
店の人に話を聞くとアントニオバンデラスがきているそうだ。
今日の予定も特に決めてないので、撮影風景を見た。
ハイウェイパトロールの人が道を封鎖し、撮影は行われた。
シーンは、店横の直線の道に車が走ってきて、店に止まり、車から降りると言ったものだった。
何度かカットがかかり、同じことを繰り返していた。
ビデオカメラで撮っていると、うるさそうなおばちゃんが寄ってきた。 「撮っちゃダメ!」 もう撮っちゃったもんね~。 その後も撮影を見てると、今度はデブったおっちゃんが寄ってきた。関係者じゃないみたい。
 
親父:「こりゃ一体なんの騒ぎだい?」(かなりニコニコ)
俺達:「映画の撮影やってるみたいだよ」
親父:「ほー、そーか。で、誰が来てるんだい?」
俺達:「アントニオ・バンデラスが来てるんだって、スターだよね」
親父:「そーか、俺あんまり映画知らねーんだ」
(なんじゃそりゃ?映画には興味ないらしい。それより俺らに興味ある様子)
「どっから来たんでい?」
俺達:「日本だよ」
親父:「おー、そーかそーか。」(とても嬉しそう)
「俺はな、昔、海軍にいたんだ。YokosukaにいたんだYokotaも知ってるぜ」
俺達:「へー、そうなんだー」
親父:「おめーら、どこに住んでんだ?」
俺達:「Yokosukaの近くだよ」(アメリカ人から見りゃきっと茨城も近いだろう)
親父:「そーかそーか、そりゃ奇遇だな。」(さらに嬉しそう)「どこ行って来たんだ?」
俺達:「ザイオンとレイクパウエルと昨日はレイクミードに行って来たんだ」
親父:「そーかそーか。俺も今から行くんだ」
俺達:「へーそーなんだ。」
親父:「じゃあな。JAPGuys。楽しめよ。」
俺達:「おっちゃんもね。ばいばい。」
 
なんだか知らないけど、握手をして別れた。
親父は終始、嬉しそうだった。 きっと、俺らが日本人だから近づいて来たんだろう。 映画の撮影は順調に進んでる様子。監督が「タランティーノ」だったら、俺達「JapGuys」も飛び入りで、出演出来たかもね、とケンと話す。
 
それから、偶然にバイクの集団がベイカーにやってきた。
バイクのヘッドライトがずっと続いていた。 途中、おじさんが話しかけてきて、話をすると、海軍にいた人のようで、日本のことを知っていた。
 
撮影が一段落したようなので、車をロスアンゼルスに走らせた。途中、思い出の場所のパンダの看板が見えたので、立ち寄る。5年前はなにもなかったのに、大きなアウトレットモールになっていた。衝動買いで、服を買い、遅めの昼飯をたべて、ロスアンゼルスへ。
 
インターステートを車を飛ばし、途中、ガソリンが無くなって小さな街で給油したりもした。
ベースラインは、新興住宅地といった趣で、一般市民の生活の雰囲気が漂っていた。
明日のレンタカーのリターンポイントを確認するために、一路、ロス空港へ。
 
途中、寄り道ををしてサンタモニカへ。 以前よりも、平和な雰囲気が漂っている。
思い出のユースホステルに立ち寄ってみる。少々変わったところもあるが基本的になにも変わっていない。
日本人の旅行者が多い。イングランドからきた青年にたばこの火を貸して、話をする。
 
それから空港に行く。すぐにリターンポイントは見つかり、事なきを得る。
今日は、よさげのホテルに泊まろうと探していると、コンフォートインを発見して、泊まる。
部屋に荷物を入れて、アメリカ最後のディナーということでホテルの従業員に紹介された、高級料理店に向かう。 中は高級感が漂い、なんとも居心地が悪い。ジーパンをはいている人なんて、周りにはいない。ステーキとガーリックポテトを頼む。
 
食べきれない・・・多すぎる・・・。
残す。
 
店員にばかにされる。
 
カリフォルニアは、たばこも吸えないし、居心地悪い。
 
早めに店を出て、コンビニでコーヒーを買って、部屋で飲む。
最高の部屋だ。きれいだしテレビもよくうつる。何気なくみていたテレビCMに驚く。
自動車販売店で、自動車の姿は見せずに、最後にURLが出て終わり。 あとは、フリーダイヤル。
1-800-xxxxとかでxxxxに文字があたっている。
 
何これ、CMを見てる人にWebサイトを見てもらおうとしてるってこと!?
 
(今の時代には当たり前だけど、1999年には衝撃的だった)

USA再び編:あらゆるものが怖いビビり:レイクミード【99/5/2】

朝8:00に起床。
今日は、寝坊気味で起床。
 
急いで準備をしてマクドナルドでモーニングを食べる。
ファストフードがあまり得意ではないオレだが、ここのマックはおいしいし、とにか眺めがいい。全米一とのうわさ。
(店舗ごとに味が微妙に違ってた)
 
食後、外に出て、うまい空気ときれいな景色を十分に楽しんだ後、出発。
 
一路、フラッグスタッフへ。 車をとばしにとばす。
しばらく行くと、「Nabajp」インディアンリザベーションがあった。
道沿いに、土産屋がポツリポツリと立ち並ぶ。
急がなないといけないので、また走り始める。
1~2時間後、休憩がてらインディアンの店に立ち寄ることにした。
本物の「ドリームキャッチャー」を見つけて、購入!
欲しかった、これ。日本でいうお守り?みたいな感じ。
 
店を出て、隣のガスステーションに。
ケンは、お気に入りの「マウンテンデュー」、おれはいつものアメリカ薄いコーヒー。アメリカでは、みんな自分のコップを持っていて、中身がなくなるとコップを持って行って、中身だけ買うみたい。
 
12:00にフラッグスタッフ入りを目指す。
グランドキャニオンの入り口を惜しみながら通り過ぎる。
しばらく行くと、砂漠は終わり、National Forestの地域に入ってくる。
周りはすっかり森。
 
フラッグスタッフに到着。思ったより小さい街なので、探索せずにスルーすることに。ここからオレにドライバーチェンジ。
 
街のメインストリートを走っているときに、右手のモーテルに、救急車やパトカーが集合していた。きっと殺人事件でも起きたのだろう。こ、こわい。
 
次は、レイクミードへ向かうことにした。
道を進み、インターステイトを降りたところに、ガスステーションがある。その中のサブウェイでランチをとる。ここの店は何でも置いてある。ビデオ、本、車の工具、旅行バッグまで!
 
そして、店内を一通り見た後、念願のアメリカンサブウェイを食べる
 
ここからは、ずっと下道。
それでも信号はないし、車も多くないからほとんど高速道路みたいな感じ。
だんだん山道になってきた。
 
ここレイクミードはコロラド川でレイクパウエルとつながっている。
コロラド川はレイクパウエルを出て、グランドキャニオンを通り、レイクミードへ流れている。
 
 
フーバーダムにいく。
観光客が多く、中国人がたくさんいた。
中国人は、写真を撮るときに、ポーズを決めてる気がするですぐにわかる(笑)
観光地っぽいところが苦手な俺たちは、さらに車を進めた。
 
このレイクミードは、人口湖。
なんかあまり好きになれない。やっぱり自然湖が好きだな。
車をとめて、足だけつかってみる「冷めてーーー」こんなところで釣れるわけない。退散。
 
 
それからロスアンゼルスへと向かい途中でアウトレットの店を見つけたので立ち寄る。 あまり値段は安くないが、有名ブランドの店がずらりと並ぶ。
ここも観光地らしく日本人をよく見かける。
 
日が落ちてきたので、ベイカーで宿を取る。
ガソリンがないので、とりあえず給油。
隣のポンプの兄ちゃんが、「ここら辺にマックない?」と話しかけてくる。
知るかー、地元民じゃないんだ。
 
給油が終わり、出ようとすると、ブースターケーブルを持って何か言ってきてる。
 
「バッテリーがあがっちゃった、助けて」
 
しかなたく、バッテリーを接続してあげる
ケーブルをいじってると、盗難防止用の警報がものすごい勢いで鳴り響く。
おいおいおい。
 
エンジンがかかり、おれたちは、宿探し。
 
モーテル探し。3件見て回って、一番安い宿にする。
一泊37$。けど、ボロボロ・・・。
 
部屋に入っていつも通りにベッドの位置希望をすると、俺の選んだベッドのシーツに血痕発見。こわーーー。
 
部屋をよーく見渡すと、絨毯にも血痕。
 
誰かこの部屋で殺された・・・・?(まさか)
そういえば部屋に入ったとき、なんか湿っぽかった。
この部屋が激安だった理由はそれなのか
 
まあ、いいか寝るだけだし。
 
とりえず、飯を食いに行くことに。
車に乗るが面倒になり、宿の向かいのデニーズに。
 
この前に立ち寄ったデニーズ。
海外では、一回行ったことがある店は落ち着く。
 
ファミレスのディナーは、アメリカンサイズ過ぎず、量がちょうどいい感じ。
 
この店、正面の入り口が緊急の避難口になっていて、すごい不思議。
客が入ってくるたびに警告音が鳴る、不思議な構造。
 
飯を食べ終わり、隣のガスステーションでビールを買って帰ることにする
店の兄ちゃんはスキンヘッドで怖い。
酒を買うとき、やっぱりIDを見せろって言われた。
もうとっくに成人してるのにな・・・アジア人って幼く見えるみたい。なんか悲しい。
俺たちはいったい、何歳に見えてるのだろう
 
部屋に戻って、シャワーを浴びて、乾杯。
 
今日は結局移動で終わった感じがする。まあ、こういう日もあるか。
 

USA再び編:爆釣からのバックパッカーとの出会い:レイクパウエル【99/5/1】

朝、飛び起きると、7:30。


時間がない!!と思ったら マウンテンタイムに進めていたみたいで間違いだった。

 

それからゆっくりと準備をして、マクドナルドでモーニングを食べた。

外のテーブルで食べたのだが、絶景である。

 

レイクパウエルが見渡せる位置にあり、とんでもない景色である。

それからモーテルに戻ると、シャンプーくださいとおばさんがきたのであげた。

 

8:00に、釣りガイドのジーンがバスボードを引き連れて現れた。

ひげが長い、おやじというよりもおじいさんだった。

 

いよいよレイクパウエルへ。

 

ボートを入水させて釣り場へ。

ほかのボートもたくさんいる。アンチョビをつけたえさづりである。

ストライパーをねらう。ジーンは撒き餌をしている。

そうすると、二人とも立て続けにヒット。引きが強い。

二人で10匹くらいつり上げて昼になり、サンドイッチをたべるころには当たりがなくなった。

ボートを動かして周りの見学。

ペニーが掘ってある岩などをみて、かなり感動。

ラージマウスブラックバスをつりたいと熱望したら、岩場のポイントまでつれていってくれた。

ここならラージマウスブラックバスがいるという。

 

なんと水がきれいで泳いでる魚がボートから見える!!

 

しかし時間も無いので、すぐに終了。 ボートを陸に戻した。

うーん、不完全燃焼。

 

途中、風景をとろうとした拍子にケンが竿を水の中に落としてしまった。

帰り際には、真ん中の窓も壊れてしまった。 モーテルに4:00頃に帰る。

 

暇なので街をふらつくと 二人の青年に話しかけられる。コーヒーショップを探しているようだ。店がないので、一緒にビリヤードを始める。

何回かビリヤードの9ボールをして、楽しむ。それから、シャワーを貸す。 部屋にきて、いろいろと話をする。

 

彼らの名前はクリスとデイブ。

 

日本語を教えたりして、楽しんだ。デイブというは、日本では太っている(デブ)という意味だと教える。

二人がヌードルを作るというので、ごちそうになる。

まるちゃんラーメンである。

なんだか懐かしい味である。

ふたりとも ぷーたろうで、ロッククライマーでアメリカ中を貧乏旅行しているようだ。

クリスは救急車にのっていたらしい。

母親がドイツ人でドイツ語も話せる。デイブは、ニュージーランド人。

 

ふたりともメールアドレスを教えあい、彼らは近くのキャンピンググランドへ。

 

楽しい時間が過ごせた。

 

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USA再び編:5年後のザイオン国立公園と釣りガイド探し:ユタ州【99/4/30】

4月30日 7:00起床 外は雨。

ニュースをみていると近くで洪水のために インターステートが止められている状況がレポートされていた。

実際に車を走らせてみると、渋滞。

そのため降りて下道へ。

そこからまずはザイオン国立公園方面をめざす 途中で、遅い朝食を食べるために、店に入る。

すごい、いい感じの店で、念願のアメリカンブレックファースト!

窓際に座り、コーヒーとカリカリベーコンがうまい。

 

そこからセントジョージへ。見たことがある風景が広がっている。

車を止めて、散歩を楽しむ。昨日から、車に乗り続けて、運動不足気味である。

 

それからザイオンへ。

ザイオンをドライブしながら 岩の大きさに喚起の声。

ナロウズの近くまでいったが時間がないのでトレイルは 中止。残念。

途中、見渡しのいいところで、二人でたばこを吸う。

アメリカ人に話しかける。彼らはペイジからきたようだ。

 

それから一路、ペイジヘ。

ドライブにも飽きてきたが レイクパウエルが見えてきたときには感動。

宿はページボーイというモーテルに決めた。

 

それから、明日の釣りのガイド探し。

とある店に入って照会されたガイドは、電話のみ受付。

電話じゃ英語力がきついので、住所をみて直接訪れた。

そしたら中からイキのいいおじさん登場。

この辺ではかなり有名らしく、大統領や青木プロ 、ゲーリーヤマモトとも知り合いだそうだ。しかし人気者の彼は6週間先まで駄目なので、違う人を紹介してもらった。

この別の人も釣りガイドの有名人みたいで日本の雑誌にも載ったことがあるらしい。

ニュースにも出た経験があり、そのビデオをなぜか奥さんと一緒に4人でみた。

 

それから、店に戻り、カードで明日のガイド代、460$!!を払い、そして釣りのライセンスを買った。

 

これでどうにか 釣りはできそうである。明日の朝は8:00に迎えにくる。

 

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USA再び編:5年後の旅の始まり:ラスベガス【99/4/29】

今回の旅は、ケンと2人。

以前、94年にアメリカを一周した時に通った道の一部を行く5年後の珍道中。

当時は学生だったけど、もう社会人。今度はどのような旅になるか。

いよいよ出発。

長時間の飛行機旅は気が重い。
12:30頃にケンと第二ターミナルのAカウンター前で 待ち合わせ。
それから昼飯「北海親子丼」を食べて、 免税店で、アメリカ滞在期間中の「たばこ」と「香水」 を買う。旅行ごとに香水をつけ続けていることをしてみた。

普段、香水なんてつけないけど、「旅気分」を味わうには良い。

 

 飛行機にのって、オレはすぐに寝てしまう。

腰痛持ちなおれは念のため、腰にコルセットを巻いておいた。

起きたらすでに空の上。デルタ航空のクオリティひどい。スチュワーデスが、ニコリともしないし、愛想が悪い。 もう二度と乗るものかと思った。

機内食は「チキン」 しか、選択権が無かったのだ。。 座席が後ろから2番目だった ので、回ってくる頃には、 選択肢が切れていた。

何度か寝ることを 繰り返し、 ロサンゼルス空港に到着。
約9時間のフライト。 もう二度とデルタ航空には乗るものか!! 疲れた。

入国ロビーで行列を作ったが、なんとか無事終了。

GWだというのに、人盛りが少ない。

毎年テレビでやっている、あの混雑 模様は何だろうか。

ロス空港自体も、混雑していない。なんじゃそりゃ!

とにかく、着き、外に出てタバコ許可エリアで一服。

ここカリフォルニアは、全面禁煙が法律化され ている。

以前きたときには、そんな法律は無かったのに、肩身の狭い思いをしそうである。

はやくネバダへ・・・ レンタカーを借りるためにバスに乗ってハーツの営業所へ。 fordのcomtourという、4ドアのコンパクト車である。 我々は「エリ子」と名付けた。前回の旅ではエリーと名前をつけたで、そこをマネした。

いよいよ出発。まずは、近くのショッピングモールへ買い出し。
地図 をもっていないので、どこを走っているのかすら不明。

地図を買い、405インターステートへ それからルート10へ入り、 ラスベガスに向かうルート15へ。

途中で、IN&OUTで昼飯を食べる。やっぱりうまいわ。 

以前来た時から5年、風景もかわり、かなり近代化していた。

途中から雨が降り始める。

途中、トイレタイムということ でインターステートを降りて、dennysへ。

ケンが頼んだケーキが甘い。相変わらず、甘すぎるよ アメリカ食。

 

昼飯を食べてからはオレの運転。

運転中は睡魔との戦いだった。時差ボケが俺を襲う 左ハンドルになかなかなれないが平均90マイルのスピードでぶっ飛ばす。

なんとかラスベガスについたのはいいが 雨が降ってきた。天候が悪い。最悪。

しかたなく、モーテル6があったので部屋を取る。 ふたりで45ドルくらい。

それから夜のベガスを徘徊。 以前に来た時とは違い、街がにぎわっている。

車をとめて、トレジャーアイランドにいく。ケンはワクワクのご様子。

そこでカジノを初体験。

といっても10$ 25セントのスロットである。結局負けて、すべて無くなった。

ケンは30ドルくらい、知らぬ間になく なっていた。

それからフロンティアというカジノに移動して、晩ご飯。

タコスみたいなチキンとセット。あまりおいしくないが、 ボリュームだけは満点。

二人で20ドル。激安である。

 

まーーーねむい。

言いようがない睡魔が襲ってくる。 時差ボケむかつく。

 

その後、車でモーテルまで戻って、爆睡。

 

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