USA一周編：NASA手前の中国人：ヒューストン【94/8/28】 - GroovyGuys オレたちの1994年アメリカ一周日記

8月28日（土）
今日は、HustonのNASAへ向かった。

となると、NASAの話から書き始めたいが、その前に寄った、中国料理屋が最高におもしろかったので、その話をしようと思う。

みんなハラが減り、どこで昼メシを食べようか？

そう話ながら、車中から店を探していた。

そしてとあるところに見つけた「中華料理店」。

そこがビックリ店だった。

駐車場に車を入れようとしただけで、店の窓から店員一同直立不動で5,6人が一列になって、オレたちに手を振っている。

「ようこそー、こっちにおいでー、怖くないよー」そう言ってるみたい。

まだ駐車場に入れようとしているだけだぞ！！！

それなのに「逃がすか！」という気迫が感じられる。

「こいつら、ヤバい！逃げよう！」そういいながらオレたちが逃げようとすると、今度は店外に出てきて、車を誘導。ここまでされたらさすがに帰れない。しかたがなく、今日の昼飯はこの店に決定。

すごく不思議な店員だったが、ひさびさの中華料理にオレたちは大満足。

ワンタンと餃子と春巻きをたべた。

どーしてもラーメンを頼みたくて、頼んだら、皿うどんが出てきた。

どーやったら、間違えるんだよ。

ラーメンを食べたいの！皿うどんじゃないんだよ！！！

しかし、そう言い返すだけの度胸の無いオレたちは、その間違ってきた皿うどんを食べながらもひさびさの中華料理に満足していた。

中国の人たちって、なかなか商売上手なのね、あんたら、窓からみんなで手を振るなんて。

そう思い、店を後にした。

NASAは、ドラムツアーで研究室をいろいろと回った。

一緒のツアーになった人の中に、デミー・ムーアそっくりの人がいて、かわいかった。（なんとNASAについてはコレだけ笑）

ーー帰国後の追記ーー

NASAのツアーで、車いすの人が一緒にツアーをまわったのだが、アメリカではすべてのハンディキャップの人に対して、きちんと対策がされている、すばらしい。

日本とはこういうところが違う。

NASAは、いかにも観光客向け、といったようなポップな内容で、つまらなかった。